![]()
|
こんにちは、西田和明です。現在、各地の小学校やカルチャー・センターで、小学生の皆さんと科学工作を楽しんでいます。 私の小学生時代は、1951年〜1957年で、まだテレビ放送も実験段階で、ラジオ放送が花形でした。 6年生の卒業工作で、天然の鉱石(方鉛鉱)を使用した鉱石検波器式ラジオを作り、発表しました。 家の天井から伸びた電灯用コードにアンテナ用ビニール線を巻きつけて聴く方法を模造紙に書き込みました。この様子は小学校の卒業アルバム写真に残っており、大切に保管しています。今も弟に聞くと、得意気に聴かせていたとのことです。 近所に工業大学に通っていた大学生が居ました。遊びに行くと自作の小さな丸型の白黒テレビを見せてくれました。放送まもないNHK映像ですが、なぜ電波で動く写真映るのか不思議ででした。強く科学に興味を持ったきっかけになったかも知れません。 やはり、興味を持つには、何かきっかけが必要です。私が推し進めている『科学工作』は、小学生の皆さんに、科学に興味を持ってもうらためのキッカケ作りなのです。 多くの小学生の皆さんが、楽しい工作体験を通じて理科や科学を好きになっていただければ幸いです。ご一緒に楽しみましょう! 著書 ・子どもと遊ぶ電機のおもちゃ箱、手作りラジオ工作入門、新電子工作 入門(講談社ブルーバックス) ・やさしいエレクトロニクス工作、やさしい電子ロボット工作(東京電機 大学出版局) その他 ・第一級アマチュア無線義士(JA1ISN) ・日本アマチュア無線連盟東京都監査指導委員 (B&Gマガジン:2007年10月号より) |
---|